恋愛日和
「で、もうラブレターは書いてあるの?」

ミキは肝心なとこをついてきた

「………まだ」

ミキは明らかに呆れた顔をした


「3年は明日受験だよ?だから明日は学校に来ないんだよ?」


「うん…」

「だから手紙渡すチャンスは今日とあさってしかないの。わかる?」

「うん…」

時間は限られている…

チャンスを逃してはいけない…!


この想い…先輩にだけは伝えたい…

こんなに人を好きになったのは先輩が初めてだから…

毎日先輩を夢中で目で追いかけていた


毎日学校で先輩を夢中で探していた

毎日夢中で先輩を想っていた…


こんなに夢中になれた人…

世界中探しても先輩しかいないかもしれない…
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