若葉町物語


最後に、よかったねと一言付け加えて。


ベッドに戻ると、琴ちゃんの“は!?同い年!?ないない、ない。ありえない!!”という言葉が頭の中で木霊した。


私って、はたから見たら13歳には見えないんだろうな。


病気が原因と言っても130cm。


そのうえ童顔。


普通に外を歩いていると、


「可愛らしい子ね。何歳?」


「13歳です。」


「…え?13歳?小さいのね~。本当に13歳?」


なんていうのが日常茶飯事。


これも、もう慣れっこだけど、あまりいい気はしない。


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