月詠姫〜癒しと鬼一族編〜
雅side
あの笑顔は反則やろ…っちょっとドキッとしてしもた…女に惚れるなんてー…
「みーやーび♪」
「…桜華…俺、どないすればええんやろ…」
「何が?」
「……何でもあらへん…」
「変な雅!!まぁ、いつもの事か♪アハハハッ!!」
アイツ…めっちゃ腹立つわぁ〜…せやけど、ホンマに変かも…3日前に会った普通の女ー…
最初は"異世界"から来た月に興味を持っただけだった…せやけど、だんだん熱くなる俺の体ー…
俺ー…アイツの事…
月sideー…
「ふぅ〜…」
宴会の間から抜けて、部屋の前にある縁側で休憩していた。私は嬉しかったー…ごく普通の女で、異世界から来た私をこんなに歓迎してくれる…なんて優しい人達なんだろう…
「月」
「あ、東雲…」
「……隣、いいか?」
「うん…」
まただー…心臓がドキドキ言ってる…東雲を見ると、心臓が早くなる。
「……俺は、アイツらが好きだ」
「え?」
「勿論、月も拓真も伊織も…」
「東雲…」
東雲の横顔が、月明かりに照らされて輝いていた。私達はただ静かに、夜空を見つめていたー…
あの笑顔は反則やろ…っちょっとドキッとしてしもた…女に惚れるなんてー…
「みーやーび♪」
「…桜華…俺、どないすればええんやろ…」
「何が?」
「……何でもあらへん…」
「変な雅!!まぁ、いつもの事か♪アハハハッ!!」
アイツ…めっちゃ腹立つわぁ〜…せやけど、ホンマに変かも…3日前に会った普通の女ー…
最初は"異世界"から来た月に興味を持っただけだった…せやけど、だんだん熱くなる俺の体ー…
俺ー…アイツの事…
月sideー…
「ふぅ〜…」
宴会の間から抜けて、部屋の前にある縁側で休憩していた。私は嬉しかったー…ごく普通の女で、異世界から来た私をこんなに歓迎してくれる…なんて優しい人達なんだろう…
「月」
「あ、東雲…」
「……隣、いいか?」
「うん…」
まただー…心臓がドキドキ言ってる…東雲を見ると、心臓が早くなる。
「……俺は、アイツらが好きだ」
「え?」
「勿論、月も拓真も伊織も…」
「東雲…」
東雲の横顔が、月明かりに照らされて輝いていた。私達はただ静かに、夜空を見つめていたー…