月詠姫〜癒しと鬼一族編〜
次の日、私は空君の誘いで甘味処「紅葉」に来ていた。
「お団子うま〜」
「だろ!?ここの団子は世界一なんだぜ!!」
空君の言う通り、ここのみたらし団子は今まで食べた中で一番美味しいかもしれない。私は美味しくて、もう一皿追加注文した。
「つぅか、よく食べるな!!太るぞ、月姉ちゃん!!」
「もう太ってますぅ!!」
空君は意外と少食だった。私は三皿も食べてるけど、空君は一皿だ。
「たんとお食べ。今時の若い子は食べるのが一番じゃ」
奥からおじいちゃんが出てきた。紅葉の店主の"梅蔵"さん。78歳のおじいちゃんで、私を快く迎えてくれた。
「ありがとう、おじいちゃん!!あと、お団子もう一皿いい?」
「もろちんじゃ!!」
「梅さん…"もちろん"だよ」
「そうとも言うのぉ!!」
おじいちゃんは笑いながらお店の中に入っていく。入れ違いに、可愛い女の子が出てきた。
「お団子、気に入ってくれて良かった」
「うん!!すっごく美味しい!!ちーちゃんが作ってるの?」
「私は手伝ってるだけ!!」
この子はおじいちゃんの孫の千鶴ちゃん。私はちーちゃんって呼んでる。
「ちぃ姉、厠どこだっけ?」
「お店の奥だよ」
「ありがとう!!」
そう言って空君はお店の中に入っていった。ちーちゃんも続けて入ってしまったので、私は一人になった。
「お団子うま〜」
「だろ!?ここの団子は世界一なんだぜ!!」
空君の言う通り、ここのみたらし団子は今まで食べた中で一番美味しいかもしれない。私は美味しくて、もう一皿追加注文した。
「つぅか、よく食べるな!!太るぞ、月姉ちゃん!!」
「もう太ってますぅ!!」
空君は意外と少食だった。私は三皿も食べてるけど、空君は一皿だ。
「たんとお食べ。今時の若い子は食べるのが一番じゃ」
奥からおじいちゃんが出てきた。紅葉の店主の"梅蔵"さん。78歳のおじいちゃんで、私を快く迎えてくれた。
「ありがとう、おじいちゃん!!あと、お団子もう一皿いい?」
「もろちんじゃ!!」
「梅さん…"もちろん"だよ」
「そうとも言うのぉ!!」
おじいちゃんは笑いながらお店の中に入っていく。入れ違いに、可愛い女の子が出てきた。
「お団子、気に入ってくれて良かった」
「うん!!すっごく美味しい!!ちーちゃんが作ってるの?」
「私は手伝ってるだけ!!」
この子はおじいちゃんの孫の千鶴ちゃん。私はちーちゃんって呼んでる。
「ちぃ姉、厠どこだっけ?」
「お店の奥だよ」
「ありがとう!!」
そう言って空君はお店の中に入っていった。ちーちゃんも続けて入ってしまったので、私は一人になった。