青空に届け
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中学1年生の夏休み。
私は特にやる事もなく
毎日をだらだらと過ごしていた。
そんな私に、お母さんは
本日3度目になる
「毎日、毎日
だらだらして!!!
少しは外にでも出てみたら?!」
と、怒鳴り声をあげた。
さすがにもう
怒鳴られるのは嫌になった
私は、親友の陽菜の家に行くことにした。
陽菜の家につくと
ふたりでその当時流行っていた
バンドにライブDVDを見た。
「本当かっこいいよね~
私もやってみたいなバンド。」
「じゃあさ!!
やろうよ。バンド!!
愛空歌ってよ。」
「いいね。
やってみよっか!!!」
その一言が
これからの私たちの人生を大きく変えるなんて
あの時の私は思っても見なかった。
バンドの結成を決めてから
1週間、その当時仲の良かった
男子の祐心(ひろ)加えて
私たちは本格的にバンドの活動を始めた。