青空に届け
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‘‘これが私の過去‘‘
私が、‘sora’として
生きていたあの頃の
話を全部終え
私が、まっすぐ青空くんを見つめると
青空くんも私をまっすぐ見つめてきた。
「だから、皆
愛空ちゃんがsoraだって
気づかないんだね。」
そう、昔とは
あまりに違いすぎる容姿の
私を見てsoraなんて気づいたのは
今までの中で青空くんしかいない。
でも、なんで青空くんは
私がsoraだって気づいたんだろう。
‘‘ねぇ、なんで私がsoraだって
気づいたの?‘‘
不思議に思った私は
そう青空くんに
尋ねた。