【コラボ】忘れられないヒト
翼は小さく頷いて、目の前のコーヒーを一口飲んだ。
それから真っ直ぐ崇文の目を見て、話し始める。
「素直に聞いてもらえないとは、分かってる。」
「はい。」
「でも、一応言っとくからな。」
もどかしい。
そう、思わずふてくされそうになる。
「あのな、ご用がある時に、名刺の連絡先にってのはな、仕事の話しか受け付けませんよって言われたようなもんだぞ。」
「でも、用があればいいんですよね?」
「・・・飲みに誘うのは、用事じゃないからな。」
そんなことは、分かっている。
でも、誘いたいのだから放っておいてくれ。
それから真っ直ぐ崇文の目を見て、話し始める。
「素直に聞いてもらえないとは、分かってる。」
「はい。」
「でも、一応言っとくからな。」
もどかしい。
そう、思わずふてくされそうになる。
「あのな、ご用がある時に、名刺の連絡先にってのはな、仕事の話しか受け付けませんよって言われたようなもんだぞ。」
「でも、用があればいいんですよね?」
「・・・飲みに誘うのは、用事じゃないからな。」
そんなことは、分かっている。
でも、誘いたいのだから放っておいてくれ。