【コラボ】忘れられないヒト
6・連絡なんて、できるわけない


あの夜以降、崇文から連絡は無い。


きっと、気まずいのだろう。
このまま彼の自分への気持ちが冷めてくれれば、それで終われる。


それでいい。


それが、いい。


佳乃は今日も会社へ行き、課長としての責務をこなしていく。

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