【コラボ】忘れられないヒト
重たい気持ちのまま、佳乃の会社の会議室へとたどり着く。


誰も、崇文に何も言ってこなかった。


深音あたりは絶対に茶化すと思っていたのに、思った以上に気を遣わせてしまったらしい。



(・・・こんなんじゃ、駄目だ。)



もっと。

男らしく、スパッと諦めなければ!!
忘れられるかどうかは、別として。


会議室で、一人頷く。

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