【コラボ】忘れられないヒト
残念ながら、佳乃にばかり目が行っていた為、全く顔を覚えていない。
その女の子を呼んでも、自販機の修理となんら関係無いように思えるが。
「そしたらあの子、九条さんっていうらしいんだけどね。いきなり工具箱持ってきて、自販機修理しだしたの!」
「は?!」
どれだけ記憶を手繰り寄せても顔は思い出せなかったが、雰囲気は思い出せた。
無機質な、人形の様な人だったはずだ。
「パンクだよね~!」
「いや、パンクで終わらせるなよ!」
つい突っ込んでしまったが、想像もついていない。
疑問しか残らない頭の横から、笑い声が聞こえてくる。
一緒に行っていれば、見れたのだろう。
(い、行けば良かった・・・!)
気になってしょうがない。
その女の子を呼んでも、自販機の修理となんら関係無いように思えるが。
「そしたらあの子、九条さんっていうらしいんだけどね。いきなり工具箱持ってきて、自販機修理しだしたの!」
「は?!」
どれだけ記憶を手繰り寄せても顔は思い出せなかったが、雰囲気は思い出せた。
無機質な、人形の様な人だったはずだ。
「パンクだよね~!」
「いや、パンクで終わらせるなよ!」
つい突っ込んでしまったが、想像もついていない。
疑問しか残らない頭の横から、笑い声が聞こえてくる。
一緒に行っていれば、見れたのだろう。
(い、行けば良かった・・・!)
気になってしょうがない。