社長×秘書


「まぁいい。それより、昨日のことは気にするな。どうせ会長が仕込んだことだろ」


「気にするなと言われましても。私はただの秘書ですから」


社長が先程よりさらに顔をしかめた


「お前、まさか…」


「私は社長の秘書です。それ以外には何もありません。失礼します」


社長が呼び止める声も聞こえないフリをして、秘書室へと戻った



< 161 / 337 >

この作品をシェア

pagetop