社長×秘書


「私は何もしてませんよ?」


そう言ってまた微笑んでくれる


きっとこれから、何度もこの笑顔に救われることがくるだろう


会社の玄関前に着くと、ちょうど社長が出てきたところだった


冴木さんがドアを開け、中に社長が乗り込んでくる


それだけで少し緊張してしまう


「社長、急に家に来たいなんてどうして…」



< 193 / 337 >

この作品をシェア

pagetop