社長×秘書


「毎日京ちゃん見てて思ったのよ。この子本当は優しい子なんだろうなぁって」


「俺が優しい!?」


京ちゃんが大きな声で叫ぶ


「だって、雨の日にうちで雨宿りしてた小学生に傘貸してあげたり、荷物が多くて困ってたおばあちゃん手伝ってあげたり…」


「京ちゃん、すごい優しいじゃん!」


「俺そんなことしてたかな…」


京ちゃんは照れたように頭をかく



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