社長×秘書


「おはようございます、社長。
本日は水瀬が休みですので、私が代わりに秘書を務めさせていただきます」


まだ布団の中にいる社長に声をかける


のそっと起き上がり私を一瞥してから、リビングへと歩いて行った


あれっ…何で何も言わないの…?


いや、これでいいんだ


何事も無く一日が終わりますように…


私は心の中でそう願い続けた



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