彼女の想い(仮)《TABOO》
紗理奈はあたしの言う事なんかお構いなしに、


どんどんと化粧室に引きずり込み、


そして二人で個室に入れられると、


「お願い結婚なんかしないで」


紗理奈がいきなりそう言いだした。


「何言ってるの?紗理奈、


今更やめることなんて出来ないよ、


それにあたし、


優斗君の事愛してるの」


あたしがそう言うのも聞かずに、


「あたし美咲がいないとダメなの」


紗理奈はそう言うと、


突然あたしにキスをしてきた。
< 5 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop