【BL】幼なじみと恋をしよう!?
部屋に着いて恭一は一番にシャワーへ駆け込んだ。
その間心臓は鳴りっぱなし。
熱いお湯を被って体を温め、バスローブを着て上がる。
次いで近藤を浴室へ押し込んだ。
ふぅ、と一息ついてベッドに腰掛ける。
身体が緊張で震えてる。
――今日は最後までヤる。
今までキス以上のことはしていない。
それは近藤のちょっとした遠慮、いや心遣いだったのかもしれない。
――大丈夫。近藤とならヤれる。
そう思っていても体は勝手に緊張している。
まして自分から誘ったことなどないのだから、更に緊張が増していた。
ぐるぐる考えているとベッドが軋んだ。
シャワーを浴び終えた近藤がバスローブに身を包み、隣に腰掛けていた。
美味しそうにミネラルウォーターを煽っている。
「飲むか?」
差し出されたペットボトルを受け取り、同じように煽る。
冷たさが喉に心地いい。