【BL】幼なじみと恋をしよう!?
「さて、」
近藤の呟きに体がビクッと反応した。
「お、結構寝心地いいな。」
近藤はベッドに横になり、楽しげに寝心地を確かめている。
恭一は拍子抜けして、近藤を見る。
「あのさ………」
「お前も寝てみろ。今日は爆睡出来そうだぞ。」
「そうじゃなくて……」
不満げに言葉を詰まらせた恭一に、近藤は微笑んだ。
「誘いは嬉しいけど、そんなに体震えてたんじゃ何も出来ないって。」
「これは………」
「いいんだよ。無理しなくて。俺は一緒に居てくれるだけで充分だから。」
頭を撫でられて、緊張していた体が安堵した。
同時に恭一の胸に愛しさがこみ上げてくる。
恭一は意を決して、寝そべっている近藤に跨る形で乗り上げた。