【BL】幼なじみと恋をしよう!?
Lesson7
目覚めた恭一は天井を見つめ、首を傾げた。
――どこだ、ここ?
確か昨日は……。
そこまで考えて、恭一は顔が熱くなるのを感じた。
――そうだった。
俺、昨日は……近藤と……。
隣に視線を移すと規則正しい寝息をたてる近藤が居た。
上半身には何も身に着けていなく、それがまた色っぽい。
――うわぁ……今更恥ずかしくなってきた。
それにしても……。
昨晩は激しかったと腰をさする。
普段からは想像のつかない近藤が昨晩は見られた。
――あんな熱い目で見られたら、頭おかしくなるっての。
まるで飢えた獣のような眼差しを近藤に向けられ、抵抗らしい抵抗は出来なかった。
元々誘ったのは自分だと腹に決めていたところもあったのだが。
――にしても腰が痛い。
とさすっていた腰に、暖かな腕が巻き付いてきた。
「――!こ、近藤!?」
「おはよう。」
隣では眠そうな顔で、それでもとろけそうな笑みを浮かべた近藤がこちらを見ていた。
腰に回ってきた腕はもちろん近藤で、そのまま抱き寄せられる。