あなたの瞳に映るのは。


まるで、この家は…

美桜の家じゃないみたいじゃないか…


俺はその言葉に少しイラっとして、

「…なんでそんなこと言うんだ。」

と、ぶっきらぼうに言った。


すると美桜が、怯えた声で

「……ご、ごめんなさい…」

と言った。


その声に、俺の胸は締め付けられる。



…傷つけたかな?


そう不安に思った。





< 159 / 198 >

この作品をシェア

pagetop