あなたの瞳に映るのは。


「ご飯食べた?」


「まだです…」


「俺もまだなんだー。
なんか作るね。待ってて。」


「あ、私、やりますよ…」


消え入りそうなか細い声で答えた。



緊張してる…


なんでだろ?



「んー?いいよー。

…美桜ちゃん、顔色悪いし。」


ビクッ…


私はその言葉に体を震わせた。


やっぱり…

気づかれちゃうくらい、よくないのかな…。


お化粧だってしたのに…。





< 83 / 198 >

この作品をシェア

pagetop