秘密の相談室
嫌な予感がする。
先を聞くために 京斗に話を促した。

「……もし 僕が死ぬようなことがあったら…
その時は 吏真のことお願いね。」


頭の中が真っ白になった。そんな俺の様子に気付いたのか 「もしもの話だよ?」そんな穏やかな顔で言うけど笑えない…

「おまえ… なに引き受けた?」

こんなこと言うなんて 俺たちだけで始めた 相談室以外あり得ない。


すると…

「……これは僕と依頼人だけの話 いくら陽菜でも言えないよ?




それに…
これは

僕から陽菜へ



ううん…
[Toppu secret] としての依頼」


「分かった…」そう…
言われると引き受けざる得ない…


でも…さっきから 嫌な予感しかしないのは何故だろう?
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