秘密の相談室
「どうぞごゆっくり♪」

お決まりの台詞と共にお姉さんはその場を去った。


「…で新しい学校はどうなんですか?」

どうやら悠真ちゃんは
あたし達の近状を知りたいらしい。

「ん…? そこそこ上手くやってるぜ」

そう答える陽菜。

あたし達二人は今の学校に入る前に お互い余り関わらずに過ごす事を決めていた。

もちろん それは悠真ちゃんに 言えないことだけど…

それでも 楽しい時間はあっとゆうまにすぎるもの。
もう帰りの時間だった。
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