秘密の相談室

｢どういう意味ですか？｣

陽菜が鋭く質問すると

｢うちの娘と一緒くらいだなぁ… と思ったのよ？｣

そう言って女性はニコニコ笑った。

｢……本題はなんですか？｣
陽菜がペースを崩すのは珍しい…
本題へ移るように話題をすり替えた。

｢そうねぇ…依頼は…｣


彼女は さっきまでの雰囲気を一転して 真剣な面持ちだった。