秘密の相談室
「す…少し時間を…」

そんな言い訳めいた事を言う。

「あのさぁ 俺が言ったこと覚えてる?
考える時間… すぐわかることじゃん!?
たかが二託でしょ?」

陽菜は冷静に言葉を紡ぎだす。

そんな彼らの様子を
あたしはただ見ているだけだった。
< 210 / 222 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop