秘密の相談室
それにしても久々の地元だなぁ…
何て浸ってると…


「おっ? 対価が来てる来てる♪」

陽菜の言葉に唖然。
いつも思うんだけど何時
対価の契約をするんだろう?
未だになぞだぁ…


「今回はどんな対価を取ったの?」

そう訪ねると…


「手作り料理」


そう… テーブルの上には天ぷらやサダラ 卵焼きなどが並べてあった。

「…… どうして…?」
あたしが聞くと

「ん〜 おれが食べたかったから」


だから泣くなよ…
ちょっと困った顔で陽菜はあたしの頭を撫でた。



「冷めちゃうから食べよ?」

そう言って笑ってあたしの手を引く彼は少し大人びていた。


あたしの過去の話しはもうしばらく先の事。




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