秘密の相談室
そして

ピーポーン♪

玄関のインホンを押して相手の反応を待つ。

「はーい」


返事をしたて 出てきたのは あたし達と変わらない年の男の子。


「あの… あなた達は?」


そう訪ねられ

「あたし達、歌音さんの友達です。」

とあたしが答えた。

「僕に何の用ですか?」


「あたし歌音さんに伝言を頼まれたんです。」

すると彼の目は大きく見開いた。

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