秘密の相談室
「…………っ… 歌音… な…んで…」




その時だった…

体が…



重い…

こ… こえ… でない…

「………はぁ…っ」

陽菜…ぁ…っ
た…す…けて!!


やっとの思いで彼の 服をつかんだ。


「りまぁ!!」


「………はぁっ…」

どうしよ…


そして… 声が聞こえた。


『勝手にのっ取ってごめんなさい。
どうしても… 和沙に直接言葉を掛けたいの!
吏真さん少しの間体貸してください!!』



そこであたしの意思は切れた。



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