真夏の夜
同窓会



今日は同窓会があった



私は白木優子30歳独身・・・女性雑誌の編集長



3年付き合ってる彼氏はいる



「んーやっぱり白かなあ、でも黒?」



私は白のワンピースと黒のワンピースどっちにしょうか迷っていた



鏡の前で



「んー黒にしよっ」



ボレロを上に羽織り、鏡で最終チェックをして外に出た



家の前でタクシーを呼び、タクシーに乗った。



私は小さいころから女性雑誌を読むことが好きで



いつ日か雑誌の編集長になりたいと思うようになった



それからは大学を卒業すると雑誌の会社に入り、がむしゃらに仕事をした。



その間に人を裏切ったりしてしまう事も多々あった



だから何でも話せる友達なんていない



30になるまでは平気だった



友達なんかいらないと思ってた



なのに・・・30になったら不安になって



私・・・これからずっと一人なの?



毎日そんな事を考えて・・・ベッドで泣いてしまう



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