真夏の夜
「高校の時の山田の好きな子知ってるよな」
「え、知らないよ」
「桜田(美香)だよ」
「えっそれ本当?」
「ああ」
「嘘・・・・」
「どうかした?」
「いや、美香も好きだったから」
「え!?両想い?」
「うん」
「マジかよ・・・」
「こんな事ってあるんだ」
「でも、お似合いだよな」
「うん、私もそう思う」
「白木、送るよ」
「え?」
「帰りたくない?」
城田君はニヤニヤしながら聞いた
「もう・・・・」