真夏の夜
でも・・・今さら恋をするなんて
結婚するかも分からない相手
でも、なかった事になんて出来ない
城田君の気持ちを断るなんて無理
絶対に出来ない
もう仕方のない事なのかもしれない
私は睡眠薬を飲んでまたベッドに入った
翌朝・・・
目が覚めると朝で安心したことなんて初めてだ
私は早く準備をして家を出た
いつもの様に仕事に取り掛かった
でもどこかいつもの私じゃない所もあって・・・
部下の恋バナがすごく耳に入ってきたりした
「あのっ編集長」
入社2年目の高原だ
「何?」
「あの彼氏さんいるんですよね?結婚はするんですか?」
「そんなの決まってないけど」
「あの、結婚特集をしたいなと思いまして」
「いいんじゃない?」
「ですよね!それで結婚の流れを知りたいなと思いまして」
「他の人がいるでしょ」
「ですね、すいません」