真夏の夜
降りると、城田君は少し先にいた
城田君が私を待ってる
それだけで私の胸は高鳴って・・・・
もう私は城田君しか見えない
他の人がいっぱい歩いてるのに
城田君しかはっきり見えないの
城田君は時計を見ていた
早く行かなきゃ・・・
「城田君!」
「白木!ごめんな、急にあんな事言って」
「ううん、少しドキドキした」
「本当かよ・・・」
城田君は私と手を繋ぎ歩き出した
「本当!」
本当に胸がドキドキしたんだよ・・
本当に・・・
城田君について行き居酒屋に入った
ここの居酒屋は入った事がないなー
私は席に座るとおしぼりで手を拭いた