真夏の夜



「白木はきっと良い相手と結婚出来るよ」



「ありがと・・・」



城田君は優しい・・・



なんだかあの時の気持ちが戻ってきそう



「城田君は結婚したの?」



「してた」



「え?」



「離婚したんだ、1年前にな」



「ごめん、私」



「いいって、気にすんな」



その時、城田君は私の頭を撫でた



ドキン・・・



これだ・・・これが私をいつもドキドキさせてた



やっぱり何も変わってない



私の気持ち、何も変わってない



ダメなのに・・・ドキドキが止まらない



でも、意外だなあ



城田君が離婚してたなんて



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