真夏の夜




城田君は私に唇を重ねてきた



「ん・・」



ずっと城田君とこうしたかった



仕事中でも城田君の事ばかり考えちゃって



城田君は一度唇を離し、また唇を重ねた



「んあ・・・」



そして、唇を離した



「もう来る時間か・・・」



そうすると、あのメンバーが来た



美香に山田君・・・あと、あの時のサッカーのメンバーが来ていた




私は部室の横にあるベンチに座り、試合を見ていた



美香も横に座った




「私・・・山田君に告白したんだ」




「え?それ本当?」



「うん・・でも、ダメだった、会うのが遅すぎたって」



「そっか・・・でもまだ間に合うんじゃない?」



「そう言ってみたんだ、そしたら考えさせてって」



「良かったね」



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