真夏の夜
「優子!」
後ろから声がした
「美香」
「じゃあね!」
「うん、じゃあ」
美香は山田君と手を繋いで帰って行った
「いいなあラブラブだ」
「優子はラブラブなのが良いんだ?」
城田君は私と手を繋いできた
「え、そんな」
「じゃあ、遠慮しないからな?」
「え、あれでも遠慮してたの?」
「失礼な事言うよなあ」
その時、城田君が私に唇を重ねた
え・・・こんな所で・・・ダメだよ・・・
城田君は唇を離した
「ちょっとバレたらどうするのよー?」
「大丈夫だって、誰も見てない」
「もう・・・ダメだよ」