真夏の夜
何で知ってるの・・・・
私の夢って・・・
「お前、夢だったじゃん、雑誌の編集長になるってうるさかったし」
「私、そんな事言ってた?」
「言ってたって、忘れたのかよ」
「うん・・・」
「あははっあんなに言ってたのに?」
「覚えてくれてたの?」
「普通、あんなに言ってたら覚えるって」
「そんなに言ってたんだ、私」
「ああ、お前が雑誌の編集長かー」
「うん」
「ドジってないか?」
「してる訳ないでしょ!」
「だってお前サッカーボール何度落としたよ」
「もうそれは昔の話でしょ」
「昔か、もうそんなに経つのか」
「うん、早いよね」