真夏の夜




「またサッカーしたいなー」



その時、城田君はため息をついた


悲しそうな顔で



「私が相手しようか?」



「あははっお前が?」



「何よ、失礼な」



「いや、嬉しい、相手して?」



ドキン・・・・



そんな目で見られたら



「うん」



「いつにしようかなあ」



「ちょっと待って」



私は鞄からスケジュール帳を出した



「うわーすごい満タンだな」



「まあね、あっ14日はどう?」



って・・・・この日バレンタイン



無理に決まってるのに



「いいよ」



え・・・嘘!!!
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