先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-


赤ちゃんの姿は鮮明に覚えてる。


生後2週間くらいの赤ちゃん。


性別は男の子。


笑ってなくて、泣いてもなかった。


でも何か、誰かに気付いてほしそうだった。


誰に?


わからない。


すごく引っ掛かる。


あの赤ちゃんとはあったこと無いのに、どこかであったことがある気がする。


こんなこと考えるよりも、日曜日先輩に食べていただく料理のメニューを考えなくちゃね。


先輩、ハンバーグ好きかな?


洋食よりも、和食の方がいいかな?


ん〜。


明日ゆっくり考えてみよ。


< 17 / 159 >

この作品をシェア

pagetop