先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-
別に麦茶でも、いいよね…?
あたしは二人分の麦茶を持って、2階にあるあたしの部屋に向かった。
「お待たせ。…美雨、寝てるの?」
美雨から、規則正しい寝息が聞こえる。
「…麦茶、いれてきたんだけどなぁ。…疲れてたのかな?」
美雨って、近くで見るとお人形さんみたい。
美雨のご両親、美男美女だもんね。
そりゃ、美雨みたいに可愛い子が生まれてくるよ。
羨ましい限り。
「…本当に可愛いなぁ」
美雨を見ていると、お母さんになった気分。
ちなみに3歳児の。