先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-
「先輩、あたしの家族です」
「美雨何で、助けてくれなかったの?」
「えへ……面倒臭かったから」
面倒臭かったからって…。
あたしの方が、面倒臭かったよ…。
でもね。
クラスの女子と、仲良くなれたから。
それはすごく、嬉しかった。
とてもいい人達だったから。
「話変わるけど。日向スーパーに、買い物しに行かなくてもいいの?」
「あぁ。美雨さん、荷物持つの手伝ってくださいな」
美雨のおかげで、スーパー行くの思い出した。
「仕方ないなぁ。今日はおばさんの誕生日だから、特別に持ってあげよう。てことで、スーパーに直行!」
美雨はそう言って、走り出した。