先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-


「美雨、ごめんね」

「何がー?」

「荷物、あたし持つのに…」


美雨は半分以上、買い物袋を持ってくれてる。


「これくらい、大丈夫だって!!日曜日のご飯、日向作ってくれるもん♪美雨チャンに、任せてください!」

「じゃあお言葉に、甘えさせていただきます」

「それで、いいんだよ〜」


美雨、ありがとう。


「日向!あたし何か、お手伝いすることある?」

「大丈夫大丈夫。美雨の気持ちだけで、嬉しいよ」


本当は手伝ってほしいんだけど、美雨が手伝うとキッチンがグチャグチャになっちゃうからな…。


そうなっちゃったら、全然進まないもんなぁ…。


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