先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-


お母さんの体調を考えながら、手羽先を焼いた。


焼き終わった手羽先は、すごくいい臭いでお腹すいちゃった。


「あ〜。手羽先おいしそぉ」


今すぐにも食べたいけど我慢我慢。






「できたぁ」


しばらくして、すべての料理が作り終わった。


お母さん早く帰ってこないかな。


早く喜んでる姿みたいなぁ。


「ただいま〜」

「お帰りなさい」


お母さんが帰ってきた。


「日向。すごくいい臭いがするんだけど?…って、まぁ。
これ全部、日向が作ったの?」

「そうだけど?あっ、そうそう。
ハッピーバースディ!!」


あたしがそう言うと、お母さんは泣きそうになってる。


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