先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-
『忘れるわけないだろ?
あんなに優しい奴見るの、初めてだったし』
好きな人に優しいって言われるなんて…キュンキュンキュンキュンしちゃうよぉ。
何かあたし、キャラ崩壊してるような…。
「優しいって言うのは、冬夜先輩のことを言うんですよ?」
『日向には、ボロ負け』
「大袈裟すぎますよ」
冬夜先輩と話してると、時間忘れちゃう。
気づけば、1時間近く話していた。
「冬夜先輩。少し用事があるので、また後で掛け直しますね?」
『ん、わかった。
日向からの電話、待っとくから』
キュン
「は、はい。それでは」
『おー』
お母さんのとこ、行かなくちゃね。