先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-
「それだったら、あたしが教えてあげようか?」
あたしがそう言うと、分かりやすいくらい笑顔になった。
「お願いしますっ!さすが、日向。学年1位の日向に教えてもらえるなんて、こんなチャンスないわ♪」
………。
「分かったから、静かに!勉強は、放課後にしよっか?」
「うん!」
「一旦この話は、終わりにしよっか?」
「うん!
今から、日向の服選びスタート♪」
美雨はそう言うと、あたしの部屋に行ってしまった。
勝手に行かれるのは、ちょっと困るんだけど…。
「ぐちゃぐちゃには、しないでよ」
「わかってるって!」
絶対わかってないよ。この人。