先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-
「先輩の好きなハンバーグです」
「行ってきまーす」
今日は日曜日。
冬夜先輩と遊ぶ?日。
服、変じゃないかな…?
フリフリのワンピース着たけど、やっぱり自信ないや。
そうこう考えてるうちに、美雨の家に着いた。
隣だから、すぐなんだけどね。
美雨の家の合鍵を使って、いつものように開けた。
「お邪魔しまーす」
「日向、いらっしゃい!
髪巻いたんだね。すっごく可愛いよ!」
そう言った美雨は、あたしとは比べ物にならないくらい可愛い。
「美雨の方が、めちゃくちゃ可愛いよ」
「まぁ。日向ったらぁ♪お世辞がお上手で」
お世辞じゃないんだけどね。