先輩、大好きです。 -憧れの先輩と禁断の恋-
「ひ、日向。ははは、早く食べなよぉ…」
この美雨の言葉を聞いて、冬夜先輩達はあたしのハンバーグを冷ました犯人がわかったみたい。
それにしても美雨は、焦りすぎだよね…。
「美雨」
「はいぃ!?」
「(そんなに怯えなくても…)食べ終わったんなら、お皿下げて?」
「は、はい!」
美雨って大袈裟すぎだよ。
あたしが美雨を、脅してるみたいじゃん。
美雨は急いでお皿を下げると、大急ぎで自分の部屋に逃げていった。
「あ、後でデザートがあるんですけど、ケーキかアイスだったら、どっちがいいですか?」
「「じゃあ、アイスで」」
二人ともアイスね。
「了解しました」