メガネ男子と屋上で。
ガシャッとドアが開いた
「あ…光山…」
「おい…てめーまたいじめただろ…宮野のこと…」
光山は少し怒ってるようだった
「…べつに…私の勝手でしょ」
「…神経ねーのか…オマエは…」
「…」
沈黙が続いた
「私さ…」
光山は私を無表情でみている
「死ぬんだ…」
「あと…3ヶ月で…」
「…は?冗談は止めとけ」
光山は私から目をはなして少し笑いながら言った
「…ホントだよ…?ガンだって…」
「…そっか…ホントなんだ…」
「うん…」私はクスッと笑った