メガネ男子と屋上で。
私と光山は屋上で無言でお昼をたべている
「…オマエまじ平気かよ」
先に口をひらいたのは光山だった
「うん…」
「そっか」光山は焼きそばパンを口に入れた
しばらく沈黙が続いた
そして2人とも食べ終わった
「あのさ…光山」「ん?」
「よく聞いて」「おぅ」
「私いつかアンタのこと忘れちゃうかも。」私はニッと作り笑いをした
「は?」
「病気が悪化して、記憶がどんどん消えてくの」
「それでも…まだ付き合う?私と。いつか死んじゃって、アンタのこと忘れちゃうんかもしんないんだよ?」私は作り笑いをしながら涙が溢れてくるのがわかった
すると光山が抱きしめてきた
「…どしたの?」「……」
光山はだまっている
「ねぇ…なんか喋っ…」