最強執事と天然お嬢様
-紗菜side-
「ねぇ瑠莉、キュンって何?」
あたしは学校に着くと、すでに席に座ってた瑠莉に聞いた
相変わらず今日も人がいっぱい
瑠莉は今日も可愛いから、集まるのもわかるなぁ♪
「・・・・・意味わかんないんだけど」
瑠莉は読んでた本にしおりを挟んで鞄にしまった
「だからね、昨日新しい専属執事が来たんだけど、その人の笑顔を見るとここがキュンってなんの」
あたしは心臓あたりを指しながら言った