最強執事と天然お嬢様











けど、あたしは笑えなかった







どうして笑わなかった?






今さら後悔しても遅いのに・・・。








「いってらっしゃいませ、紗菜お嬢様」






あたしを学校に送ってくれた太輔








久しぶりの呼び方






その時もあたしは笑っていってきますと言えなかった







あんな少しの事だけで・・・あたしは何もできなくなるのか






太輔からした匂いが知らないものだっただけで・・・






< 95 / 175 >

この作品をシェア

pagetop