人気ケータイ小説家になりたい!
「ワタクシ、そちらに所属させていただいています。ケータイ小説の妖精的な存在です」
「妖精的な……ごめん、わからないんだけど、そのサポート委員会ってなに?」
「ご説明します!」
モバラが言うに、「ケータイ小説サポート委員会」は私のようにケータイ小説書いている人をサポートする委員会らしい。
そのまんまだ。
「つまりモバラは私をサポートしに来たの?」
「その通りでございます。
アホらしく、つまらない話ばかり書くあなたのような人をサポートする。それがワタクシの仕事です」
「アホらしく、つまらない……」
「はい! アホらしく、馬鹿らしく、つまらない小説です!」
増えた。悪口が一個増えたよ。